山用の別荘のため買っておいた土地を売り払う準備の為、
土地の写真を撮りに行ったついでにちょっくら渓流を。

山は朝もやが立ち込めていいかんじだね。
海もいいけど、やっぱり山もいいね。

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十年以上来ていない渓流だよ。
いきなり入口が電気柵でふさがっている。

動物たちのいたずらがすごいんだね。

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通るな、とは書いていないので
書いてある通り、おそるおそるプラスチックの部分を持って電線を外し、
通った後又同じように張りなおしておいた。

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道路こんなん。
この写真まだいい方。
水たまりとか、石ころとか随所に。

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広い場所があったのでここでやめた。

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この先まだ行けそうだったけれど、
戻ってこられなくなったら嫌だから。

もしコケたらこんな山の中までJAF来てくれるのかな。
あのトラック重そうだから断られるかもしれないね。

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入渓地点が分からなったけれど、
怖かったけれど堰堤から入れた。

入る前にちゃんと携帯電話の電波を確認したよ。
コケて動けなくなったら、絶対必要だからね。

あと迷子になったら、Google MAPと
国土地理院地図が見られればなんとかなるよ。
便利な世の中になったもんだね。
写真も撮れるしね。

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見る限りはイワナがいそうな渓流。
大昔はこの沢で岩魚を釣ったことがある。

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こういう竿が入らないような木影とかに岩魚が住んでいるんだけどね

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結局魚はいないし、
こけて膝を強打するし、
疲れて息ぜいぜいするし、

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雨がざあざあ降りになってきてカッパの中まで入ってきそうだったり、
石をまたぐのにタメが効かなくなって這い上がらなくてはならないし、

帰ろうと思っても上がる場所ないし、
堰堤の遠巻きとか2回もやってヘタヘタ。


結局ボルダリングみたいに急斜面を上って帰ってきた。

これで魚のアタリでもあれば少しは救われるのに、
踏んだり蹴ったりとは今日のような状態のことを言うんだよ。


渓流釣りも放流したての魚をヨーイどん、で釣るのもあるけれど
誰もいない山奥で、
鳥の声でも聴きながら独りでのんびり釣るのが渓流釣りのだいご味だよ。

でも、魚はいないし、
体力くて疲れるし、

渓流釣はもう終了かな、と思った。

石を飛び渡ったり、
堰堤を捲くのに崖をよじ登ったりするのがつらいよ。
脊柱管狭窄症を発症してから特にそう感じるようになった。

鮎ならまだ出来るし、
海の釣りもまだ出来るし、

渓流引退をちょっと考えてしまったよ。